上あごと舌のケア
口腔ケアは、歯や歯肉のブラッシングだけではありません。口の中で大きな面積を占めているのは上あごと舌であり、ここの汚れが口臭の原因にもなります。
舌には古い細胞や細菌がつきやすいのですが、普通は食べたり話したりして舌が動いているうちに、ある程度は落ちてしまいます。
しかし、加齢などで舌の動きが鈍くなると、汚れがついたままになり、舌と接する上あごにもその汚れがつきます。
●舌と上あごのお手入れ法
歯ブラシを使って、舌の上を奥から手前に10回、上あごも奥から手前に10回、力を入れすぎずにかき出します。一度できれいにならなくても、毎日続けて少しずつ落としておきます。
口の中が乾燥しやすい人は、粘膜を傷つけないように、口に少量の水を入れて湿らせてから行います。 専用の舌クリーナーや粘膜用ブラシも市販されています。