肺炎のチェックポイント
肺炎は、1位/がん、2位/心疾患、3位/脳血管障害に次いで、日本人の死亡原因の4位に入る病気です。
特に高齢者に多く、統計によると、肺炎の死亡率の割以上が65歳以上の人です。
風邪の合併症として起こることもあれば、口腔内の細菌が気づかないうちに肺に入って炎症を起こす誤嚥性肺炎や、ほとんど熱が出ない無熱性肺炎もあります。
高齢者の肺炎は、とてもおそろしい病気であり、発見が遅れると手遅れになるので、早期に治療することが大切です。特に寝たきりの人や嚥下障害がある人は普段から次のような症状に注意を払うようにしてください。
□いつもと変わった様子はないか。
□顔の表情に生気はあるか。
□顔色に変わりはないか。
□寒そうな顔をしていないか。
□せきやたんは出ていないか。
□食欲はあるか。
□微熱が続いていないか。
□目の動きはどうか。
□目につやはあるか。
□息づかいは荒くないか。
□呼吸の回数は多くないか。
など
気になる症状があれば、早めに医師に連絡をしましょう。日頃から様子をしっかりと見守って、予防を心がけてください。