歯周病と栄養素
歯周病は歯を失う原因としても知られている病気です。高齢者のお口のケアで、むし歯以上に注意が必要です。
次の症状は歯周病のサインです。当てはまるものがあったら、なるべく早く歯科医師に相談しましょう。
1.歯肉が赤や紫になっている。
2.歯みがきなどで歯肉から出血しやすい。
3.歯と歯の間の歯肉が丸く腫れている。
4.歯と歯の間の歯肉がやせて隙間ができている。
5.歯が揺れるようになった。
6.歯が伸びてきたように見える
また、食習慣も歯周病に大きな原因になります。歯周病は歯肉を構成するコラーゲン線維が破壊された状態ですが、ビタミンCにはコラーゲン線維の再生を促し、歯肉を健康に保つ働きがあります。また、骨の形成を促すビタミンDやカルシウムは、丈夫な歯を維持する効果が期待できます。
一方、糖質と脂質は歯周病を進行させるというデータもありますので、摂り過ぎには注意しましょう。