正しい口腔ケアでQOLを向上させよう!
口腔ケアは、口のトラブルの予防だけではなく、食べることや話すことをサポートし、生活にリズムをつくって、QOL(生活の質)を向上させる目的もあります。
自分の口で「おいしく食べる」ことは大きな楽しみであり、生きる意欲にもつながるのです。また、脳や体も元気にします。
◆抵抗力がアップする
唾液には汚れを落とす洗浄効果があり、抗菌物質も含まれています。
口の中がきれいになれば、唾液の出もよくなり、口から入った細菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぎます。
◆噛むことが老化防止になる!
噛むことは脳への血流を増やし、脳の動きを活性化します。実際に、認知症の人ほど口の中にトラブルをかかえ、噛むことができない状態が多いという報告もあります。
つまりよく噛むことで脳の若さを保ち、認知症の予防につながると期待されています。